元不動産屋による不動産と不動産テックについてのお話

元不動産が考える不動産についての話を書いている。前職の記事もありますが気にしないスタイル

慢性遅刻症候群の人が入社した時に我々が理解を示すことが可能なのか?

慢性遅刻症候群なる病気があるらしいです。

“人生遅刻ばかり”病気だった、57歳にして慢性遅刻症候群と診断。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の一種らしいですが、どーやっても遅刻する人らしいです。
遅刻というだけならいいですが、
彼のような人は「2時間電話で会話をしても15分経ったくらいの感覚になる時がある」とされ、時間の管理がとても難しくなるそうだ。
にある通り
時刻を読めない病気の為、業務が遅れる、遅くなるもありそうです。


まぁタイトルは「慢性遅刻症候群」と書いていますがADHDの理解をできるかどうかってところです。


ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、その症状が多様です。
・落ち着きが無い(多動)
ケアレスミスを毎回する(注意欠陥)
・論理飛躍で話が通じない(コミュニケーション障害)
などです。


これらは、ぶっちゃけ一回も診断されずに社会に出る人がほとんどらしいので、そもそも病気かどうか本人すら把握せずに社会に出てきています。

そして、仮にわかっている人だったとしても、弊社も含め社会の認知や理解が遅れています。
私もたぶん一度や二度は感情的になることでしょう。

こういう時に、面接でそういう要素は気づきようがないので、おそらく今後も会社が大きくなるに連れてそういう方が入ってくることもあると思います。

その時、我々はそういう方に理解を示すことができるのでしょうか?分かりません。
また、弊社そのものが理解したとしてもお客様などの社会一般が理解を示すかどうかも重要です。

不動産業は不動産会社とお客様との信頼関係によって成り立つ商売です。
遅刻は信頼関係の基本です(世界では違うかもしれませんが、日本なんで)

上記ニュースのような社員や、ADHDによるコミュニケーション不全者を入社した時に、我々はそれを受け入れるような土壌を作ることはできるのでしょうか?

正直、分かりませんし、自信もありませんね。
でも、大きくなればなるほどそういうことが往々にしてあるんでしょうねぇ。