元不動産屋による不動産と不動産テックについてのお話

元不動産が考える不動産についての話を書いている。前職の記事もありますが気にしないスタイル

クソ物件オブ・ザ・イヤーという今年の不動産総決算イベント

www.kusobukken.com

 

twitterユーザーの中の不動産業界クラスタで盛り上がっているクソ物件オブ・ザ・イヤーというイベントがあります。

 

もとは、2014年の「次世代に語り継ぎたいプロジェクト100選」が元の企画がありまして、ハッシュタグでそういう物件を投稿し、取りまとめてtwitter上で表彰するということを2018年の今までほぼ投稿の体は変わらず行っているイベントです。

 

イベントや企画と言っていますが、まぁtwitter大喜利みたいなものなので、ゆるくつながっています。

 

過去ログ見ると、自分は2016年までは参戦していたらしい。

 

確か、2017年にtogetterにまとめられて、そこからハッシュタグ自体がバズった記憶があります。

togetter.com

クソ物件オブ・ザ・イヤーのレギュレーションはいろいろあるんですが、
不動産業界ではない方々のネットで見た面白間取り物件(しかもネタ自体古い)の投稿先に使われていてそれが現運営は大変だなと思います。

クソ間取オブ・ザ・イヤーは勝手にやって下さい。
クソ物件オブ・ザ・イヤーハッシュタグを使うのはやめましょう。

 

とはいえ、興味や投稿数が爆増したことにより、認知度も高まり、家余りの時代にここまで不動産が興味を持たれる時代もないんじゃないかと思って、微笑ましく思います。

実際その後

bizspa.jp

クソ物件オブ・ザ・イヤー運営の全宅ツイ(全国宅地建物取引ツイッタラー協会)の運営の方々が寄稿や対談を行う記事が増えており、不動産もインターネット化だとか思っています。

 

今年は、スマートデイズTATERUなどのエビデンス改ざんから始まり、ビッグニュースとして、積水ハウス売主詐欺の犯人の一部が捕まったりと、一般消費者の方にもネタに事欠かない話題も多くありましたので、また更に盛り上がりそう。

ちなみに、どちらかというとビッグなニュースよりもコアな不動産物件情報のほうが大賞に選ばれやすいと思いますので、

不動産業界の方々は「物件力(物件知っている力)」が問われますので、よく物件を知らない営業マンとかだと、面白さがわからないかもしれません。

ちゃんとそれぞれの物件は、大なり小なり業界で話題には上がった物件ですから、実は営業力の試金石になるかもしれません。

www.kusobukken.com

クソ物件とは?
2017年11月20日から2018年11月19日までの期間に注目を浴びた不動産プロジェクト全般(住宅・オフィスビル・商業施設・ホテル・高齢者施設・物流施設・開発用地・不動産会社・ITサービス・不動産屋さんの起こした事件など)お願いだからヘンな間取りを投稿するのはもうやめてください。

と書いてますので、みなさんハッシュタグを使うのはやめましょう。