平成27年9月1日 第10期目スタートします。
横浜スタイルは、本日平成27年9月1日より、第10期目を迎えました。
10期って長いようで短いようで、いや丸9年って長いですからね。
長いに決まっているじゃないですか!
いつも思うんですよ。
「長いようで短いようで」って時間は不可逆で定量的ですから長いも短いも無いわけです。
感情的になるならば
「長い!」
丸9年毎年毎年12月に胃に穴が空く生活してて短いとか思う人がいたらどうかしているよ!
最初の決算の時は5人だったかな?
今は50人ちょっとなんでちょうど10年で10倍の規模ですか。
◯現体制
・居住用仲介部門2拠点4チーム
・リノベーション、分譲等のチーム
・投資関係のチーム
・マンション専業チーム
・法人専業チーム
・契約後の手続き関係のチーム
・集客のチーム
・本部関係のチーム
なんか結構増えてますね。弊社。(小並感)
また、
横浜市全域の売却データを古いものから最新のものまで全部ぶっこんで地図に落としたものをサイトの機能に入れたら、速攻で公取から連絡が来て怒られたのが9年前です。
今、そういう昔のデータを公開するのが当たり前になってますが、あの時は時代が早すぎました。
※思い出すのも嫌なのであの時がデータごと全部捨てた(泣)
あの時はとりあえず、会社っぽく社員旅行行こうとしていましたが1ヶ月前にお上に絞られましたので、辞めたという苦い思い出が!
そんな弊社は本日から3日間社員旅行しています。
まぁ行かない人もいるので物件お問い合わせは受け付けております。
尚、私は沖縄に行ってますが、数日後に向けて仕事をしています。
去年は社員旅行中に
Marks houseの動作確認していたような…
仕事がドコでもできるのは大変良いことですね。(ではない)
とまぁ冗談はさておき、うちも望月から
「最初10年は創業期、今後10年は成長期」的なブログ更新もあるでしょうし、私も取締役的なそれっぽいことを書きましょう。
先日、ヒカリエでもありました
ニュー不動産展
YouTubeにも上がってますので詳しい話は見て欲しいのですが
まぁぶっちゃけ今後10年はオリンピックも終わって、人口&世帯減少も起きますので、普通にやってると大半の不動産会社並びに、不動産営業マンは終わるでしょう。
情報公開は一層進みますので、10年だったら100%レインズも公開されているでしょうから、もう不動産情報力でお客様との関係を優位に立つことは不可能だと思っています。
そこで最後に不動産会社に残るのは
1.とにかく溢れかえる情報を選別して提供する選別力
2.瑕疵を見抜く力
3.ニーズとウォンツを引き出す力
この3つを持つ人だけが生き残るかなぁと。
1.とにかく溢れかえる情報を選別して提供する選別力
既に、現代社会における人間の情報量は群を抜いておりまして、1日の情報量の総量は人間が処理できる1000倍を超えると言われております。
同様に不動産情報も今後も増大していくことで、素人である一般消費者にはその情報を選別しきれなくなってくると考えられます。
これを機械学習アルゴリズムによって情報提供を最適化する動きもあるのですが、今後10年では間に合わないと考えています。
そこで不動産営業マンがお客様の要望を聞いてむっちゃくちゃ100件ぐらいある希望に近い物件から選ぶ能力が試される。より一層試されると思います。
2.瑕疵を見抜く力
瑕疵は見えない不具合です。ウェブは見えるものをデータ化することはできますが、見えないものはデータ化できません。
インスペクションが今後は勃興するのは明白で、どの会社でもインスペクションできる人がいるようになるでしょう。
とはいえ、それは建物の不具合が限界な気がします。
契約時においては越境や地中埋設物がどうしても出てきますので、この辺を事前に知っておく必要があります。
・境界標が無いことで再測量を余儀なくされる
・越境解消のために契約前に隣地と調整する
・行政よる指定区域になっている
などなど、こういう情報はその場にならないとお客様は分からないので、この部分を先行してわかっておく必要があるのが不動産営業マンになるんじゃないかと。
3.ニーズとウォンツを引き出す力
最後は、これ。
「キッチンにこだわりたい」って要望を聞いて、良いキッチン選んだら
結果的に「キッチンを使っている時に腰に負担が掛からない高さ」だった…
とか、これお客様本人もわかってないですからね。
当たり前ですが、初めて物を買う時に何が重要かなんて分からないのです。
とんかつを見たことも食べたことも調べたことない人がとんかつを食べたい理由を述べることはできないのです。
なぜ、家が必要なのか?
なぜ、引っ越す必要があるのか?
ここに時系列と収入と支出と家族構成と年齢構成を加味して今後30年を見越して家を買える人なんていません。
どんなに情報が出て、選別理由が増えても、この部分をウェブの絞込ボタンで検索できる人はいません。
レインズでこの前スケルトン仕様の物件を探そうとしたら、そういうチェックボックスなかったです…
人の好みが多様化している現在、みんなが欲しいものを提供すれば売れるなんて時代はもうこないでしょう。
今のままで物件情報をぶん投げていれば売れる時代は終焉します。
というか今までがおかしかったんです。
ようやく、
「【幼稚園児100人に聞きました。】将来なりたい職業は?」の質問のトップ10に入れる土壌ができたわけです。
まぁ相変わらずこの条件は厳しいので私はいつも言っているのですが
「【幼稚園児のお母さん100人に聞きました。】将来子供になってもらいたい職業は?」の質問のトップ10に入れる土壌ができたわけです。
2015年現在、相変わらず不動産屋はうそ臭く人だと思われています。
私達が生まれる前からそう思われているということは
バブル以前からの生き残りが原因なんで
というふうなことを考えているわけです。
もっとも、根本的な原因は戦後直後に旧◯閥系が結構えげつない用地取得をしたのも
あー!財閥いいなぁ!w
閑話休題
もう、ノリとか勢いとかそういうのじゃないクレバーな職業になるべきなんですよ。
ニュー不動産展のポエティックなところはちょっと建築寄りのクサイ感じがあって個人的には好きではないけども、思想も詩無い世界だった不動産業界がそもそもおかしいのであって
火炎放射器持った金満モヒカンが勝つ世界もちょっとどうかなぁと思うところもありました。
思想や哲学の無い業界なんて滅びるしかないですからね。
ともかく、不動産屋は今後10年を肝に銘じるべきですが、無知は死ぬし、死なないように勉学に励め!
10期目を迎えたよ
10期って長いようで短いようで、いや丸9年って長いですからね。
長いに決まっているじゃないですか!
いつも思うんですよ。
「長いようで短いようで」って時間は不可逆で定量的ですから長いも短いも無いわけです。
感情的になるならば
「長い!」
丸9年毎年毎年12月に胃に穴が空く生活してて短いとか思う人がいたらどうかしているよ!
会社の規模感
最初の決算の時は5人だったかな?
今は50人ちょっとなんでちょうど10年で10倍の規模ですか。
◯現体制
・居住用仲介部門2拠点4チーム
・リノベーション、分譲等のチーム
・投資関係のチーム
・マンション専業チーム
・法人専業チーム
・契約後の手続き関係のチーム
・集客のチーム
・本部関係のチーム
なんか結構増えてますね。弊社。(小並感)
社員旅行
また、
横浜市全域の売却データを古いものから最新のものまで全部ぶっこんで地図に落としたものをサイトの機能に入れたら、速攻で公取から連絡が来て怒られたのが9年前です。
今、そういう昔のデータを公開するのが当たり前になってますが、あの時は時代が早すぎました。
※思い出すのも嫌なのであの時がデータごと全部捨てた(泣)
あの時はとりあえず、会社っぽく社員旅行行こうとしていましたが1ヶ月前にお上に絞られましたので、辞めたという苦い思い出が!
そんな弊社は本日から3日間社員旅行しています。
まぁ行かない人もいるので物件お問い合わせは受け付けております。
尚、私は沖縄に行ってますが、数日後に向けて仕事をしています。
去年は社員旅行中に
Marks houseの動作確認していたような…
仕事がドコでもできるのは大変良いことですね。(ではない)
今後10年
とまぁ冗談はさておき、うちも望月から
「最初10年は創業期、今後10年は成長期」的なブログ更新もあるでしょうし、私も取締役的なそれっぽいことを書きましょう。
先日、ヒカリエでもありました
ニュー不動産展
YouTubeにも上がってますので詳しい話は見て欲しいのですが
まぁぶっちゃけ今後10年はオリンピックも終わって、人口&世帯減少も起きますので、普通にやってると大半の不動産会社並びに、不動産営業マンは終わるでしょう。
情報公開は一層進みますので、10年だったら100%レインズも公開されているでしょうから、もう不動産情報力でお客様との関係を優位に立つことは不可能だと思っています。
そこで最後に不動産会社に残るのは
1.とにかく溢れかえる情報を選別して提供する選別力
2.瑕疵を見抜く力
3.ニーズとウォンツを引き出す力
この3つを持つ人だけが生き残るかなぁと。
3つの力について
1.とにかく溢れかえる情報を選別して提供する選別力
既に、現代社会における人間の情報量は群を抜いておりまして、1日の情報量の総量は人間が処理できる1000倍を超えると言われております。
同様に不動産情報も今後も増大していくことで、素人である一般消費者にはその情報を選別しきれなくなってくると考えられます。
これを機械学習アルゴリズムによって情報提供を最適化する動きもあるのですが、今後10年では間に合わないと考えています。
そこで不動産営業マンがお客様の要望を聞いてむっちゃくちゃ100件ぐらいある希望に近い物件から選ぶ能力が試される。より一層試されると思います。
2.瑕疵を見抜く力
瑕疵は見えない不具合です。ウェブは見えるものをデータ化することはできますが、見えないものはデータ化できません。
インスペクションが今後は勃興するのは明白で、どの会社でもインスペクションできる人がいるようになるでしょう。
とはいえ、それは建物の不具合が限界な気がします。
契約時においては越境や地中埋設物がどうしても出てきますので、この辺を事前に知っておく必要があります。
・境界標が無いことで再測量を余儀なくされる
・越境解消のために契約前に隣地と調整する
・行政よる指定区域になっている
などなど、こういう情報はその場にならないとお客様は分からないので、この部分を先行してわかっておく必要があるのが不動産営業マンになるんじゃないかと。
3.ニーズとウォンツを引き出す力
最後は、これ。
「キッチンにこだわりたい」って要望を聞いて、良いキッチン選んだら
結果的に「キッチンを使っている時に腰に負担が掛からない高さ」だった…
とか、これお客様本人もわかってないですからね。
当たり前ですが、初めて物を買う時に何が重要かなんて分からないのです。
とんかつを見たことも食べたことも調べたことない人がとんかつを食べたい理由を述べることはできないのです。
なぜ、家が必要なのか?
なぜ、引っ越す必要があるのか?
ここに時系列と収入と支出と家族構成と年齢構成を加味して今後30年を見越して家を買える人なんていません。
どんなに情報が出て、選別理由が増えても、この部分をウェブの絞込ボタンで検索できる人はいません。
レインズでこの前スケルトン仕様の物件を探そうとしたら、そういうチェックボックスなかったです…
人の好みが多様化している現在、みんなが欲しいものを提供すれば売れるなんて時代はもうこないでしょう。
今のままで物件情報をぶん投げていれば売れる時代は終焉します。
というか今までがおかしかったんです。
とまぁ何が言いたいかと言うと
ようやく、
「【幼稚園児100人に聞きました。】将来なりたい職業は?」の質問のトップ10に入れる土壌ができたわけです。
まぁ相変わらずこの条件は厳しいので私はいつも言っているのですが
「【幼稚園児のお母さん100人に聞きました。】将来子供になってもらいたい職業は?」の質問のトップ10に入れる土壌ができたわけです。
2015年現在、相変わらず不動産屋はうそ臭く人だと思われています。
私達が生まれる前からそう思われているということは
バブル以前からの生き残りが原因なんで
というふうなことを考えているわけです。
もっとも、根本的な原因は戦後直後に旧◯閥系が結構えげつない用地取得をしたのも
あー!財閥いいなぁ!w
閑話休題
もう、ノリとか勢いとかそういうのじゃないクレバーな職業になるべきなんですよ。
ニュー不動産展のポエティックなところはちょっと建築寄りのクサイ感じがあって個人的には好きではないけども、思想も詩無い世界だった不動産業界がそもそもおかしいのであって
火炎放射器持った金満モヒカンが勝つ世界もちょっとどうかなぁと思うところもありました。
思想や哲学の無い業界なんて滅びるしかないですからね。
ともかく、不動産屋は今後10年を肝に銘じるべきですが、無知は死ぬし、死なないように勉学に励め!