元不動産屋による不動産と不動産テックについてのお話

元不動産が考える不動産についての話を書いている。前職の記事もありますが気にしないスタイル

【追記あり】REINSが課金制サービスになります。

計算間違えたのでやり直します。
というかPDF読み落としてた箇所がある…

【10/8 15:00追記】
えー結論としましては月間3000回まで無料なようなので
営業社員数63名以上の会社以外は0円となりました。

謹んでお詫び申し上げます。



素人は帰ってください。

完全に不動産会社向けの話です。

REINSが課金制になる話は以前しましたが

横浜スタイルウェブの中の人(仮):REINSが課金型に移行するらしい - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/osugi828/archives/65710944.html

この度、正式な課金体系ができました。

そもそもREINSとは


国土交通大臣指定不動産流通機構(全国に4つ)が運営している不動産会社専用の不動産情報流通システムです。

Real Estate Information NetWork Systems

略してREINS


お客様に不動産情報を送付する際に、ここで不動産を探します。

原則、お客様はこちらのサイトを見ることはできませんが、将来的に拝見できるようになる予定です。
座して待て!


REINS課金システムの概要


そして本題のREINSの課金システムですが、以下の様になります。

◯課金条件
・物件検索
・物件概要閲覧
・物件図面DL
CSVデータDL
(他に成約事例検索、成約事例概要閲覧、成約図面DLがありますが、一緒なんで割愛)


◯課金額
1回に付き5円

どういうことかというと不動産屋さんの一日のレインズ利用回数をざっくり勘案すると
一日に3回検索して
1日に検索時に物件概要閲覧を総回数15件して
図面ダウンロードを10件×3回で30回とした場合

48回×5円=240円になります。

これが、毎日行われますから22日
一年間で264日

240円×264日=63360円


63360円×人数が年間会社に掛かるコストになります。


まぁはっきり言って、会社のコスト増甚だしいです。


実はこの課金請求額を相殺する措置もあります


それが、売却のお手伝いをさせて頂いている物件をREINSに公開する時と、物件が成約になって、成約になった報告(成約登録をするときです。

◯相殺条件
・物件登録
・成約登録

◯課金額
1回に付き-30円

まず売却の依頼を受けたら、物件登録をします。その上で売却完了時に成約登録をします。
これにより、-60円となります。

弊社の場合、だいたい10件ぐらい毎月売却依頼を受けていますので

-600円。12ヶ月で7200円

-7200円となります。


や…安すぎる…

実際、売却活動していても売却できずに他社に依頼されたりしますからね。
必ずしも-60円ではないわけで…
ざっくり5000円になるのでしょうか…

結論



胃が痛い!