なぜ不動産を売りたい人は不動産屋に高い金額を提示されるとなびいてしまうのか問題
不動産を売りたい人ってなかなかいませんが、そういう人の話です。
まぁ『不動産は一生に一回の買い物』って言いますから、売る気になる人ってなかなかいないんですよね。
そこで今日は、タイトルの問題
『なぜ不動産を売りたい人は不動産屋に高い金額を提示されるとなびいてしまうのか問題』
不動産を売るときには不動産屋に「この家売るときにいくらぐらいで売れる?」って聞く必要があります。この時、3社とか4社に聞くと
- A社 4000万円
- B社 4200万円
- C社 3980万円
- D社 5000万円
とか言ってきます。
僕はいつもこの時思うのですが、まず
C社の3980万円って、なんでディスカウント感出すねん!!!
ってこれはまぁ、中古ゲーム屋とかでも思うことがあるんですが、販売金額じゃないから、売却の価格査定でディスカウント感出しちゃだめだと思うぞ!
とまぁC社はともかくD社の桁違いの査定金額というのが往々にして出てきます。
客観的に見ると、どうやっても4000万円前後でしか売れないと思うのですが、D社は5000万円で売りますと言っています(売れるとは言っていない)
ほんとこの売れもしない金額を提示する不動産屋は跡を絶ちませんが、結局売りたい人は
「俺の家、高く売れるんじゃないか?」って思っちゃうんですよねぇ…
ならんから!
不動産は相場に帰着します。
ということが、目の前に提示された1000万円の前ではくらむんでしょうね。
高く出せば絶対に値下げ交渉が来るって、一度買ったことあるから今売ろうとしているわけで、
『あなた、買う時に値下げ交渉したでしょう』と。
だから、じわじわと値下げされて、4000万円で半年後に購入される
4000万円で出しておけば1ヶ月後に売れるのに。
不動産売却が長引くのは本当におすすめできません。
というのも、土日アポ入りやすいのですが、土日空けておかないと、案内できませんからね。
つまり半年となると、
6ヶ月×4週で24週の土日を予定入れずにいつ入るかわからない案内のために、待たないといけないんです。
そんな暇じゃないわ!!!というね。
高い金額は
高く売れることの証明にはならない
これだけ覚えておいてもらえればいいなと思います。